歌うな①
- seiji maeda
- 2024年8月30日
- 読了時間: 2分
「歌えば歌うほど歌にならない」という言葉を聞いたことがあります。
という事は、語れば(話そう、伝えよう)とすることが大切だという事が
解ります。
解るのは解るのですが、出来ないのが皆さんの現状なので
お伝えしたいのですが、なんせ感覚的なことですので色々想像して自分なりにイメージを持ってください。
まず、貴方が誰かの歌を聴いて
①音の高低が目立つか、目立たないか??を意識して聴いてみて下さい
わかりやすく言うと
”今高いとこ歌ってるナァ”
”今低いとこ歌ってるナァ”
という感じです。
サビだから高いとこ歌ってるのは当たり前じゃないかということではなく
歌詞や言葉の伝わり方よりも音の高低が目立つ
のがよろしくないのです。
解る人には解るのですが、音程(メロディ)を声でなぞるように歌ってる人が
そうなのです。
言葉(歌詞)を伝える、伝えようとする中に、メロディーが処理出来ているか??
言葉(歌詞)を伝えるよりも、声で高低をコントロールするのが精一杯で、歌詞が
リスナーに入ってこないのか。
後者は一生懸命歌ってるのです。
しかし、冷めているのです。
「歌と一つになる」ことは、実力のある役者さんのように
役に入り込む、役と一つになる、そこには自分の相は無く言葉や
歌詞の物語と一つになると似ているのです。
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